PP701 ダイニングチェア
- 投稿日:2017年 4月14日
突然ですが家具のお話をします。元インテリアショップ店員のタキです。
【PP701チェア】
家具の巨匠ハンス・j・ウェグナーが自宅のためにデザインしたダイニングチェア PP701。1965年にデザインし た当初、食卓に腕が伸びやすいようにとハンス・j・ウェグナーはテーブルの天板とアーム部を同じ高さに デザインしました。ハンス・j・ウェグナーの妻、インガ夫人一番のお気に入りの一脚でもあります。 ハンス・j・ウェグナーが自らが デザインした椅子の中でどれが一番好きかと妻インガに質問を投げかけた際、イ ンガが答えたのはハンス・j・ウェグナーが彼女のためにデザインしたダイニングチェア 「PP701」でした。ハンス・j・ウェグナー/PP701の最大の特徴である繊細で美しい笠木は、4つの無垢材を2枚の 薄い木材で寄せ木にし、さらに十字型の「契」で結んだものを職人の手により丁 寧に削り出されたものです。本来は左右の部材を繋ぐ際に補強を目的に用いられる「契」を ハンス・j・ウェグナーはデザインの一部として見せています。
この椅子、ビックリするぐらいのお値段なのですが、私も数年前一生の宝物と思い1脚だけ購入しました。今は使わず大事に保管しておりますが、いつかウェグナーのように未来の奥様にプレゼントできる日がくればいいなと思っております。(笑)
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