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火山と共に生きる
- 投稿日:2022年 1月21日
年が明けてから始めてのブログ更新になります。
皆様今年もよろしくお願い致します。
今年もお客様や仲間から元気を頂き楽しくお過ごしている営業部の川畑です。
年末年始で実家がある鹿児島に帰省しました。
ちょうど、祖父の家の屋根工事が始まっていたのでブログのネタにぴったりだと思い写真を撮りました。
鹿児島は桜島からの恩恵、火山灰が一年間降ってきます。
それによって、瓦の下地に火山灰が沢山積もります。

こんなに火山灰が積もっていました!凄いですよね。考えられないけど、鹿児島では当たり前の光景です。
通常であれば防水シートの上に瓦桟を横に直接打つのですが、鹿児島は火山灰が積もって屋根が重くならないように、瓦桟の下に縦残というものを打ちます。

縦に打ってあるのが縦残で横に打っているのが瓦の釘を打ち付ける瓦桟です。
縦残を打つことで、下地との隙間を空け火山灰が雨樋や地面に流れるような役割になっています。

屋根工事をするうえで、火山灰の掃除で一日かかることもあります。
ちなみに祖父宅は2tダンプ3台分火山灰が積もっていました。

下地施工完了!

今回は大掛かりな工事であったためクレーンを使用しました。
全国同じ瓦を使用してとしても施工方法は気候や風土に合わせて様々です。
これだから瓦はいい!屋根、家を守るなら瓦!きちんと考えられているのが瓦!屋根材は瓦!
屋根のことでお悩みがあればいつでもお電話お待ちしております。
営業部 川畑 光生